ココノこの店が美味しい!

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2017/06/20 18:28

韓国といえば真っ先に辛い食べ物を浮かべると思います。

キムチや赤唐辛子が入った赤い色の海鮮鍋、そして最近はインスタントラーメンまで「韓国=辛い」のイメージが強いです。

それでは、韓国では辛い食べ物をいつから食べ始めたでしょうか。

調べてみました。

すると、意外とその歴史は短いものでした。

 

唐辛子の由来はアメリカ大陸が原産で、1492年コロンブスによって発見されヨーロッパに伝えられたそうです。

当時コロンブスはそれがコショウと思い込み、ホットペッパーと呼んだそうです。(コロンブスって色々思い込みますね)

とにかく、コロンブスによってヨロッパに伝わった唐辛子はポルトガルの商人によって長崎の手島を通して九州に上陸したそうです。(それで北九州では唐辛子をコショウとよんでるかもしれませんね。)

そして、九州の唐辛子は本州より先に、当時朝鮮の倭館 -現在釜山地域に日本人の居留地を設けて朝鮮と日本との貿易を担っていたそうです。朝鮮の手島のようなー を通して朝鮮半島へ伝わったとの説があります。後に朝鮮出兵の際に加藤清正によって日本に逆輸入されたとの説があります。

ただ、伝わった当時は食べ物というより観賞用として栽培されていたそうです。

実際に朝鮮で、唐辛子が食用として使われ始まったのは18世紀からだそうです。しかし、唐辛子そのものを食べるというより保存料として使われることが多かったようです。

本格的に唐辛子が粉状で幅広く使われるようになったのは意外と1970年代からだそうです。以前は唐辛子は収穫量も少なく、値段も高かったため消費は上流層に限られていたようです。

さて、辛い物はストレスを発散する作用もあり、どんどんエスカレートし易い味らしいです。たとえば、韓国では1980年代にタイの唐辛子と韓国の唐辛子を合わせて当時としてはすごく辛い唐辛子品種の「チョンヤン唐辛子」を開発ました。その当時は辛い唐辛子の最先端を走っていましたが、今現在は堂々と韓国産唐辛子の代名詞となっています。

結局、今はキムチを先頭として辛い食べ物大好きな国となりました。ビビンバ、海鮮鍋、トッポッキなどなど。

ただ、韓国の辛さは辛いだけでは無く、他に甘さや旨味もちゃんとフォローしてくれる物が多く、肉を含めて脂物を食べやすくしてくれますので肉料理が大好きな韓国人として辛いものが好きになったのは当たり前かもしれません。

当店でもキムチを利用して作ったキムチ・チヂミがありますが、油に煎ったキムチと小麦粉の組み合わせは最高だと断言できます。

さらに、当店では、キムチ・チヂミにチーズを載せた新しい食スタイルのチヂミも販売しておりますが、尖った辛さの角をとってくれる優しいチーズの味が絶妙ですので機会がありましたら是非食べていただきたいと思います。

気になりましたらチヂミ専門店高ママでご購入できます!

よろしくお願いします。